About

アナログファウンデーションについて

記憶に残る体験創出とアナログサウンドの探求を目的に始まった、オーディオテクニカ(以下、AT)発のグローバル・プロジェクト。アナログという共通の価値観で繋がったファウンダーには、D’AngeloやErykah Baduのエンジニア/プロデューサーとして有名なRussell Elevadoと、Patti SmithやJean-Luc Godardとのコラボレーション作品で知られるサウンドアートユニットSoundwalk Collectiveが名を連ねている。

これまでに、FabricのミュージックディレクターCraig Richards主催の<Houghton Festival>への参加や、ハイファイサウンドシステムを取り入れたロンドンでのポップアップイベント<Giant Steps>の開催、南米のアマゾンとNYのコンクリートジャングルを音で繋げるプロジェクト<Jungle-ized>への参加、Globe-Trotterとのコラボレーション<Listening Station>、また若手アーティストへの音楽制作ワークショップ等、世界中の様々な場所でアートと音楽の分野を中心に活動している。

創設者

audio-technica

オーディオテクニカ

www.audio-technica.com

50年以上にわたり世界に優れたオーディオ製品を提供し続けている日本の革新的なトランスデューサーメーカー。1962年にレコード針からスタートし、現在ではヘッドホンやマイクロホンなどの開発・製造も行う。オーディオテクニカの製品は、世界中で数多くの賞を受賞するなど高く評価され、グラミー賞授賞式やオリンピックをはじめ、プロのミュージシャンや音響エンジニア、そして音楽愛好家に至るまで熱烈な支持を得る。創業当初のビジョンを失うことなく、伝統的なアナログ技術を基にオーディオの限界を押し広げ、決して終わることの無い純粋な音の追求とともに進化し続けている。

Russell Elevado

Russell Elevado

www.analogypsy.com

ニューヨークを拠点に活動するレコーディングエンジニア/プロデューサー。その独特なアナログサウンドで知られる、今もなおテープを録音媒体として使用する数少ないエンジニアのひとり。その卓越したレコーディング技術はアナログレコードとヴィンテージアナログ機材に対する彼の人並み外れた情熱に由来する。自身がレコーディングとミキシングを手掛けたR&BアーティストD’Angeloのアルバム『Voodoo』では2001年のグラミー賞を受賞。同アルバムはリリースから20年以上が経った現在でも多くのリスナー/アーティストが最も影響を受けたアルバムとして挙げるなど、タイムレスな評価を得ている。そのクラッシックなソウルやファンクのレコードを想起させる音とヒップホップの雰囲気、そして60年代~70年代におけるサイケデリックロックのようなエフェクトを組み合わせた斬新な音響処理のアプローチは、「ネオ・ソウル」を時代を象徴するムーブメントへと導いた。その他にもErykaha Baduの『Mama’s Gun』、Jay Zの『MTV Unplugged』や、Commonの『Like Water For Chocolate 』など多くの名作を手がけ、Al Greenのグラミー賞受賞作『Lay it Down』では最優秀アルバム技術賞にノミネートされ、近年では2015年の『Voodoo』に続くD’Angeloのアルバム『Black Messiah』、2020年のAngelique Kidjoのアルバム『Celia』でグラミー賞を獲得。

Soundwalk Collective

Soundwalk Collective

soundwalkcollective.com

ステファン・クラスネンスキとスモーネ・メリルによるニューヨークとベルリンを拠点とするアートコレクティブ。その活動はコンセプトアルバムの制作やサウンドインスタレーション、ライブパフォーマンスなど多岐にわたる。作品は常に特定の場所と結びついており、長期間の調査を要する旅とフィールドレコーディングの基に成り立っている。昨今はフレンチヌーベルベーグの巨匠Jean-Luc GodardやロックアイコンのPatti Smith, コンテンポラリーダンス界の大御所Sasha Waltz、またベルリンのクラブBerghainなどとジャンルを超えて独自の視点で様々なコラボレーション作品をリリースしており、パリのポンピドゥーやロンドンのバービカン、ナポリのMADreなど世界中で展示・パフォーマンスを行っている。

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